Redmineは、Ruby on Railsで記述された、オープンソース(GPL)のプロジェクト管理ソフトウェアです。
プロジェクト管理ツールRedmineのセットアップメモ
ダウンロードするもの
- Ruby本体
- DBツール
- SVN
railsとRedmineそのものはgemでインストール予定
- Rubyのインストール
mswin版はいくつかありまして、
とりあえず、簡単な「One-Click Ruby Installer for Windows」でRubyをインストールすることに。
他にベースとなる「Ruby-mswin32」、
「ActiveScriptRuby」などがあるようです。
Ruby本家のサイトのダウンロードページにリンクがあります。 - railsのインストール
インストールしたRubyのメニューに「RubyGems Package Manager」があるので
ここから以下のコマンドでrailsをインストール
単なるDOS窓でもOKなはず(パスを変更するか、実行ファイルパスをフルパスかで)gem install rails --include-dependencies
- データベースのインストール
Redmineの対応DBは、
- MySQL 4.1 以上
- PostgreSQL 8
- SQLite 3
なのでMySQL5.0.67を選択
5.1がでてるようだけど、今使ってるのがこのバージョンなので - subVersionをインストール
http://subversion.tigris.org/servlets/ProjectDocumentList?folderID=91から
Setup-Subversion-1.5.3.msi(2008/12/12時点)をダウンロードしてインストール - フォルダを作ってrubyコンソールから redmineをダウンロード
mkdir redmine cd redmine svn checkout svn://rubyforge.org/var/svn/redmine/trunk .
- Redmineインストールフォルダのconfig\database.ymlを書き換える
デフォルト設定が入っているので必要な箇所だけを書き換える。
production: adapter: mysql database: redmine username: redmine password: PASSWORD encoding: utf8
- Redmineインストールフォルダのconfig\email.yml.exampleを書き換える
email.yml.exampleをemail.ymlで保存する。
必要な箇所を変更する。production: delivery_method: :smtp smtp_settings: address: 127.0.0.1 port: 25 domain: example.net authentication: :login user_name: redmine@example.net password: redmine
メールサーバーの設定で、SMTP-Authの設定をしていない場合は、下3行はコメントしておくこと。
smtpサーバにgmailを使用する方法がのっていた
Redmine(ruby)でGmailのsmtpを使ってメールを送信する – RX-7乗りの適当な日々 - データベースの初期設定
次のコマンドをRedminインストールフォルダで実行する。
rake db:migrate RAILS_ENV="production" rake load_default_data RAILS_ENV="production"
エラーがなければ、これでデータベースにテーブルと初期データが追加されているはず。
2行目を実行すると言語選択になるのでjaを選択すること - Redmineの起動
Redmineインストールフォルダで
ruby script/server -e production
を実行します。
ここでrailsのバージョンが古いのかエラーがでてrailsのアップデートを
促される時があります。
その場合は、メッセージ通りにgem install -v=2.1.2 rails
を実行する。
RedMineのアップデート
trunkよりチェックアウトしてインストールした場合は、
Redmineのインストールフォルダに移動して、次のコマンドを実行します。
svn update
それからデータベースをバックアップして、マイグレーションを行います。
rake db:migrate RAILS_ENV="production"
キャッシュおよびセッションの消去。
rake tmp:cache:clear rake tmp:sessions:clear
アプリケーションの再起動を行った後、”管理 → ロールと権限 → 権限”を開き、
新しく追加された機能に対する権限の確認・設定を行います。
追記
終了するキーを忘れるのでメモ
終了する際はcontrol+c